旅をする蝶アサギマダラは、秋に大月町大堂海岸周辺にたくさん集まります。そして、ツワブキなどの花の蜜を吸って栄養をたくわえ、南の島に向けて飛び立ちます。 観察会では、親子でアサギマダラについて学習・観察し、マーキング調査を行います。 秋の一日を親子でアサギマダラと共に過ごしませんか。ご参加をお待ちしています。
※次回の牧野富太郎の道ガイドツアーイベントは、令和6年12月1日(日)に開催いたします。
コースは3つあります
【コース1:芳ノ沢⇒泊浦への道】
青年富太郎は、明治14年と18年の2回にわたり大月町周辺の植物採集旅行に訪れている。人足を連れ、天秤棒に採取植物を入れた大きな封筒を荷った風体であったという。 初秋から晩秋にかけてこの道を植物採集しながら歩いた富太郎、畦道にはヒメノボタンが多く生じ、湿田にはミミカキグサやコモウセングサが多く見られたと記録している。
【コース2:泊浦⇒地吉⇒長沢への道】
富太郎が一切、安満地、橘浦を通り、椎ノ浦から泊浦に向かう途中、尾根沿いの山上から南予方面、沖ノ島やその背後にうっすらと浮かぶ九州を遠望した風景をスケッチした場所から林道を地吉峠に向う。ウラジロシダに覆われた切土面にはコモウセンゴケやコクランなどが生育する。地吉峠から長沢に続く道は緩やかな下り道。麓まで降りると水田が細長く連なり、秋になると山裾や畦道にはタマムラサキ、ツリガネニンジン、ツワブキなどの花々が色鮮やかに咲き誇る。終着場所は白い山桜「月光桜」の丘。