大月の秋アサギマダラがツワブキを訪れます。豊かな自然の中でアサギマダラとの出会いを求めて小さな旅に出かけませんか
あなたも青年期の牧野富太郎が植物調査に訪れた道を、植物ガイドと一緒に追体験してみませんか。
コースは3つあります
【コース1:芳ノ沢⇒泊浦への道】
青年富太郎は、明治14年と18年の2回にわたり大月町周辺の植物採集旅行に訪れている。人足を連れ、天秤棒に採取植物を入れた大きな封筒を荷った風体であったという。 初秋から晩秋にかけてこの道を植物採集しながら歩いた富太郎、畦道にはヒメノボタンが多く生じ、湿田にはミミカキグサやコモウセングサが多く見られたと記録している。
【コース2:泊浦⇒地吉⇒長沢への道】
富太郎が一切、安満地、橘浦を通り、椎ノ浦から泊浦に向かう途中、尾根沿いの山上から南予方面、沖ノ島やその背後にうっすらと浮かぶ九州を遠望した風景をスケッチした場所から林道を地吉峠に向う。ウラジロシダに覆われた切土面にはコモウセンゴケやコクランなどが生育する。地吉峠から長沢に続く道は緩やかな下り道。麓まで降りると水田が細長く連なり、秋になると山裾や畦道にはタマムラサキ、ツリガネニンジン、ツワブキなどの花々が色鮮やかに咲き誇る。終着場所は白い山桜「月光桜」の丘。